雪の華、君の香り、君ヲ想う
「おぉっ!! 
瑠香ちゃん来てたのか?」


「はい。」


「良いところに来たなぁ~。
一緒に食べよう。」


「はい!! いただきます!!」


笑顔の瑠香に、
西村はやさしく微笑んだ。



「コーヒー入れますね。」


「頼むよ。」


佳奈はケーキの箱を受け取り、
給湯室へ向かった。


「佳奈さん、私も手伝う。」


瑠香は嬉しそうに佳奈の後を追う。


< 36 / 304 >

この作品をシェア

pagetop