魂revolution!!






「あ、おーい、喰斗!」





辿汰が呼ぶと喰斗は

またか…と言うような顔をした




「サッカー、またやり直そうぜ。」




「…聞いたのか?」


「あぁ。」



喰斗ははぁ…とため息をついた



「いいか、俺はサッカーで人を傷付けた。やる気はない」





「あぁ、そうだな。

でもよ、それはお前のコントロール不足だった。

お前がもっともっと上手くなれば、サッカーで人を傷付けるなんてこと…」


「俺はやらない。悪いな、辿汰」


喰斗はどこか悲しそうだった。






「ならよ、試合だけでも見にこい。待ってるぜ」






喰斗は辿汰に背を向け歩きながら手を振った。






< 6 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop