天秤の鏡界
天秤の鏡界


真っ暗な世界…
何も見えない世界…


そこまではいつもの
夢と何も変わらなかった


それなのに…


「…これはなんなの?」


私、南雲 優衣は
目の前の光景に
驚きを隠せずにいた


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