天秤の鏡界
「そろそろ帰るわ
優衣…忘れないで
私達はいつでも
あなたの傍にいるわ…」
アルテミス様の体が
月のように儚い光を
放って消えていく
「アルテミス様…」
少し寂しくなる
気持ちを抑えて
笑顔を向けた
「…アルテミス様…
私、アルテミス様や
まだ会った事の無い
女神様達が見守って
くれているって
知ってるから…」
知ってるから…
また頑張れる
「寂しくなくなりました!」
そう言うと、
アルテミス様は
ホッとしたような
笑顔を浮かべて消えた