写真立ての記憶
「楽しみだね♪」

「楽しみはいいけど、お前料理できんの?」

「できるよぉww

・・・たまにしか作らないけど。(ボソ)」

ん?何か小声ですごく不安な事が

聞こえてきたような気が;

「よし、じゃあ、まずは店内の準備だ。」

ワイワイ

「ここにテーブル置こうよ!」

「おしゃれにBGMとかもww」

皆大はしゃぎで、文化祭に向けての

準備が始まった。


俺と、桃井は料理担当になっていた。

「じゃあ、まずはどんな系統でいく?」

「なんでもあったほうがいいじゃんww」

「いや、それはさすがに大変だぞ;

桃井は何が作れるの?」

「えーっとねぇ・・・卵焼き!後ねぇ・・・」

桃井の口から出てくる料理は、

まるで小学生が料理を覚え始めたようなもの

ばかりだった・・・。

「これはやばいかも;」
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