【完】ヤンキーと天然
「席付け―。今日は転校生を紹介する。入れー」
みんな目を丸くした…。
だって目の前には…
「宮野優華です。優華って呼んで下さい!こんな時期だったので、この男子高しか受け入れてもらえませんでした。女の子1人だけですが仲良くして下さい」
宮野優華と言う少女は、髪が栗色のロングで、色白で、顔が小さくて、目が大きくて、赤い唇をして、華奢な体の持ち主だった。
俺は一目で彼女の虜になってしまった。
「宮野の席は上田の隣だ。窓際の後ろから2番目な」
「はい」
彼女がこちらに近づいてくる。
「よろしくね?」
彼女がこちらに向かってほほ笑んだ。
「どうしたの?」
『あ、いや…よろしく』
俺が女にドキドキするなんて…思ってなかった。
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