君の隣



「舞那先輩、何してるんですか?」

そして、ここでまさかの小娘登場。


「え…?あ、うん。飲んでる」

「見ればわかります」

サラッと言ったその言葉に、ちょっとイラッときたのは気のせいではない。

こんの〜…、今ワザと言ったな、おい。


「ちょっと来て下さい」

「うぇ!?…ちょっ、え?!」

突然腕を引っ張られ、びっくりするあたしに対し、なんだかちょっと複雑な顔をしてる小娘。

きゅ、急に何だい!?


「あれ、誰ですか」

……凄く怒ってまーす!!


「何してるんですか」

……とても怖いでーす!!




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