君の隣
「…尋人…」
サラッと、嬉しいことを言ってくれた気がするけど…気のせいじゃないよね?
「今なんて言った?もう1回言って!!」
「無理」
「なんでよ〜!!」
裾を引っ張るあたしの手をとって、
「忘れた」
さりげなく握ってくれた。
「はぁ?!」
「忘れた」
「忘れたって何!?じゃあ教えてあげるよ!!死ぬまで一生、いつでも出来るって尋人言った!!!」
「…分かってんじゃねぇかよ」
「これからも出来るって!!」