[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「夏愛の誕生日は昨日だったのに今度祝ってやるって軽かったな…ほんとにすまない。」


龍司さん…


「でも、俺は軽い気持ちじゃない。知ってたら仕事休んででも夏愛を祝ってた。メールも読んだから…」


龍司さん

龍司さん

龍司さん


「正直傷つきました。今度祝ってやるなんて…」


龍司さんの顔が歪んだ。


「でも嬉しかったさっきの言葉。仕事休んででも祝ってやったって…


第一私が言わなかったのが悪かったんです!龍司さんが謝る必要ありま……キャッ!」



気づいたら龍司さんの腕の中に居た。
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