[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
龍司は私を椅子に座らせてくれた。


「夏愛ごめんね!あたしが直ぐに断らなかったから…」


沙璃は目に涙を溜めていた。



「沙璃、気にしないで。沙璃のせいじゃないから!」


「でも…」


「それ以上謝ったら親友やめるよ?」


「分かったからやめないでぇ!!!」



龍司と李久が笑っていた。
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