恋色オレンジ*2*〜ずっと青春〜




でもその時―――




翔のケータイが、

テーブルの上でブルブル震えて。



せれに気付いたあたしは、すぐに寝ている翔に声をかけた。





『翔、ケータイ鳴ってるよー?』



『―――……』





でも翔は、

何の反応もしないから…






だからそっとテーブルの上から、鳴り続ける翔のケータイを手に取った。




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