【SPECIALLY-特別な存在-】

*運命?*





翔『このパーカーありがと^^』



彩矢『え...』






こういうことは信じないたちだけど






この時ばかりは運命じゃないかって一瞬思ってしまったんだ











あまりにも




君の笑顔が、まぶしすぎて






翔『もしかして、俺の事覚えてない??』



彩矢『あ、いや。すいません、わざわざ返してくれてありがとうございます』






それからその日は



別に変ったこともなく授業が終わり



あっというまに放課後になった







あたしは特に用事があるというわけでもなかったし



何か買いたいものがあるってわけでもなかったけど






ただ、気分転換という理由で行っただけだったのに...







ねえ翔?



人ってなんて心の弱い動物なんだろうね







いい加減な親に傷つけられた私に



あなたは、とてつもなく輝いて見えた。






翔だけが



私の心を癒してくれたの。


< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop