普通が好き。
「あっ俺先生んとこ用事あるから、ちょっと待ってて!!ついでにカギ返してくるっ」
篁はそう言い残し、図書室から出ていった。
それにしても…
「ふぁあわ…」
眠い…
皆ご飯食べてるかな?
あ、でも時間的にはまだかな。
じゃあ帰って用意しなきゃなぁ…
そう頭では思っているのに、身体は眠さにウトウト。
駄目だ。
篁が帰ってくるのに。
寝ちゃってたら…
そんな思いと反対に、とうとう意識が無くなってしまった。