狂おしい程君を愛してるー月下美人ー
「……ほんまか?」
やっぱりきた。
あたしは嘘が得意。
あたしは感情を表に出さないのも得意。
なのに澪音の瞳は
あたしの嘘を捕らえてしまった。
でも負けるわけにはいかない。
「ほんまやし!」
下手なこと言ったら
嘘がバレる。
ここは無駄なことは
言わないべきだ。
咄嗟にあたしの頭がそう答えを出した。
「ほんならええねんけど…
家に来てもええねんで?」
突然のその言葉に
あたしの理解は追いつかなかった。