凸凹コンビ
【番外編】キスまでの道のり

side晶







…付き合って早2年



まだキスもしたことがない


いや、普通なのか?


過去に付き合った人も居ない、女子の感覚もわからない


そんな俺に普通だ何だなんて分かるはずがない

むしろ無理


それに
湊さんの目も厳しい


高校もそろそろ終わりに近付いてる


「身長もあれから30cm伸びたってのに…」


今では俺が若菜を見下ろす立場だ

まだまだ成長期は終わっていない!…ハズだ



「晶ー!」


「あ、若菜」


「ごめん、遅くなっちゃった」


「別に気にしてねぇよ。それより、お疲れ様」


「ありがとう、晶。大好き」


…どうしよう
可愛すぎて直視できない

まぁ、できるけど



「どうだ、順調か?」


「うーん、そこそこかな」


若菜は今、《体育祭実行委員長》という肩書きを持っている

体育祭が近づくにつれ、仕事が増えていくらしい

そんな俺は選抜リレーのアンカーという肩書き…いやポジションがある



「晶こそ、順調?」


「え?何が?」


「……は?」




あれっ?
俺何かあった!?











< 61 / 74 >

この作品をシェア

pagetop