ヴァンパイア王子


家に帰る頃はもう9時

さすがに怜は寝てるかな

でも起きてるかな

アパートの部屋を見ると電気は消えてる

「寝ちゃったんだ」
ほっとする私

でも最悪な事に気付いた

「鍵・・・怜に渡しちゃったんだ・・・」
鍵がなけりゃ入れないよー!

「怜!怜!起きてる?
 鍵開けて!」
ドアを何回も叩いたり
チャイムを何回も押してるのに返事はさっぱり

「怜~!」
もお~!どうしよう!

「れ・・・」
「うるせえよ、バカ女」

その言葉に後ろを振り返る

「怜・・・」
「さっきからギャーギャーギャーギャー」
「だって外にいるなんて知らなかったから」
「で?何の用だよ」
「鍵・・・ないから入れないの」
「ああ、これか。」

怜が鍵を開ける

「ほらよ」
「ありがと・・・」

部屋に入ると部屋は結構荒れていた
もう少し掃除してよ・・・

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