【完】甘い恋よりもそばにいて
しばらく……あたしはKissという名の行為を黙って受け止めていた。
『だってこんなのいつものことだもの。』
そんな強がり通用しない。
唯一残った感情は救いようがないくらい役に立たない。
彼とだから全部が嫌になった。
無抵抗、動かない。人形のように……。
啓があたしの開放してくれるまでそんな感じで待った。
彼は初恋の人。
今でも大好きなの。
だけど………
初恋の人との二度目のKissは
悲しいくらいに夢という名の現実を見させた。