むりやり恋愛!?
その先
「わり……」
颯は一言だけ呟いて私の上から降りた
「颯……颯とスるのが嫌って訳じゃないよ?」
私とは反対を向いてベッドに寝ようとする颯に言った
「ん……いい。俺待つから」
頭を撫でられたと思えば滅多見せない満面の笑み
「我慢……させちゃうよ?」
「俺は郁奈がちゃんと好きだから。大切に……したい」
ねぇ、颯
顔が赤いのはお酒のせい?
私はクスッと笑い寝室を出た