あの場所で─。

えっ…何で…?
戸惑いながらもまた男の子に目線を向けた。

私は暫く男の子に見とれてしまった。

途中で授業の事を思い出し立ち上がったがこの子も受けなきゃいけないと言うことに気付いて起こすことにした。


「あー!やばいよ、授業!?
あ、あの…お、起きて下さい!!」

揺さぶっていたら男の子は目を開けて私のことをじーっと見てきた。





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