Apricot tea


「どういうことだ?」


平然を装って課長が言うが声が震えている




「部長の前から消えるんです、あたしは部長のお荷物だから…」



あたしは泣きそうになるのをこらえ空を見上げた




「なんでだよ…」



となりの課長を見ると俯いていて表情が読み取れないが怒ってるみたい…










「課長…?」


「それじゃあ俺が諦めた意味が無いじゃないか!」



課長の怒鳴り声が響いた…



< 134 / 392 >

この作品をシェア

pagetop