Apricot tea
いつまでたっても衝撃がこない…
ゆっくり目を開くと目の前に冬矢の背中があった
「冬矢!手っ!!」
そう叫んだのは百合さんだった
その瞬間百合の手からナイフが落ち血がとんだ
慌てて冬矢を見ると右手が真っ赤に染まっていた
「部長…?」
「あっ!部長っていったね?後でお仕置きだからね」
相変わらずニッコリ笑う冬矢
あたしの頭は真っ白なのに
ハッと我に返り冬矢を助けなきゃと思い出した
「瑠奈さんごめんなさいっ!!」
あたしはレモン色のワンピースの裾を少し破った