Apricot tea
騒がしい朝


ガチャ、ドタバタ


ん……?何だろう?

あたしは意識はあるものの瞼が開かない

なんだかフワフワして暖かいし…



バンッ

「冬矢~杏ちゃ~ん朝よ~~」







えっ……?


勢いよく寝室の扉が開きびっくりして一瞬にして目が覚めた


「瑠奈うるさい…」

「いいじゃないの!ほら抱き合ってないで起きる!」


「嫌…」



瑠奈さんが布団をめくるが冬矢はあたしを抱き締めたまま駄々をこねている


冬矢ってこんなキャラじゃ無いでしょ…



「あの…」


「あ、おはよう杏」

声を掛けると冬矢はあたしに向かってニッコリ笑いかけた


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