極道夫婦―18歳の恋戦―【完】



“蕾輝”って名前をみんなに認めて貰い、私はニコニコしながら、蕾輝と横になる。

指を蕾輝の手のひらに乗せると、ギュッと握って来る。

私は夏輝の手を取り、2人で蕾輝の手を包み込むと、小さい手で、必死に私たちの手に触れようとして居る。



夏「可愛いな、こいつ」



愛「夏輝に似てる」



顔も手も、夏輝似。

私に似てるのは、輪郭と足だろうか。



夏「息子に惚れんなよ?(笑)」



愛「それはどうかな?(笑)」



可愛くて仕方ない我が子。

私より夏輝の方が、溺愛しそうな気がする。




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