極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
しかし、願いも虚しく、キスを始めた2人に、私の視線が泳ぐ。

すると夏輝が、私の頭を引き寄せた。

私の目に映るのは、夏輝の顎から喉にかけてのライン。

何だか、セクシーです。



雄「え、俺の愛理とイチャイチャかっ?;;」



焦る兄貴を他所に、夏輝はビールを呑み、「あれ止めれるか?」と、珠樹たちを指差して居る。

今、何をしてるかはわからないけど、兄貴は「教育に悪いな;;」と呟き、夏輝の隣に来た。



珠「…あ…っ…」



珠樹の喘ぎ声が聞こえたような気がしましたが…?

夏輝はため息を吐き、空き缶を珠樹の方に投げた。
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