極道夫婦―18歳の恋戦―【完】



…あれ?

私が目を覚ますと、カーテンが開かれていた。

起き上がり、辺りを見渡すと、座椅子に座り、私にニコッと笑ってる拓哉。

…夢だ、夢。



愛「…寝よ」



私は再び、布団に潜る。

だが、拓哉に「シカトすんな!」と、布団を捲られた。



愛「………」



私はTシャツに短パン。

…短パン…?



愛「キャーッ!変態って!!;;」



私は慌てて布団を足に掛ける。

短パンはいつもより丈が際どいモノを穿いてる。

家族と夏輝たち組員以外に初めて見られて恥ずかしい。

そして、ショック。
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