極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
≪さっきの話、マジだから。
大好きなんだ。  白石拓哉≫

拓馬からメアドを訊いたのか、差出人は拓哉だった。

私は返事をどうしようか考えるも、思い付かなかった。

そのまま携帯を閉じ、目も閉じる。

私が好きなのは誰…?

夏輝、拓馬、拓哉…順番に顔が浮かび来る。

…わっかんない!!

私は夏輝の方に寝返りを打つ。



愛「……な、夏輝……?」



夏輝に抱き締められた。

完全に寝てるらしいけど、私の心臓がまたバクバク跳ねる。

…今日の私…寝れないんですね…。

自分の初さが見えたよ…;;




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