最後の恋




「恭ちゃん、疲れたよね」

「大丈夫だ」

「ならいいんだけど…
やっぱり僕車の免許とろうかな…」

「前にも言ったけどそれには反対だ
免許必要ないだろ仕事場も近いし
出かける時も車は必要ない」



確かにそうなんだけど…でも…
持ってたらこうゆう時僕が交代出来るのにな

「・・・うん」

「我が家に帰ろう」

「うん」

2人は車に乗り込んだ

なぎ眠そうだな
今日は張り切っては起きたみたいだからかな
「なぎ、眠かったら寝てもいいよ」

「…だっ大丈夫だよ」

「無理すんな」

「でも…恭ちゃんも…疲れてるのに…」

「俺はなぎの寝顔見れるからいいんだけど」

「・・・っ!!」

「なぎ、おやすみ」

「…おやすみなさぃ…」


寝るの早っ
幸せそうな寝顔だよな
よっぽど楽しかったんだろうな
ほんと来てよかった
以前の俺だったら考えられねぇ
なぎの願いならどんな事でも俺が叶えてぇ
なぎが望むならどんな事でもしてやりてぇ




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