サクラノヒメゴト

2度目のケンカ





「む~し~あ~つ~い~・・・」



「たしかに~っ!」

畳をきれいに掃除するためのモップを顎乗せ代わりに使ってる
1年生は代々道場の掃除をしなければならないのだ。

他の1年生はサッサと掃除を終わらしちゃったみたいで
残るは瑠璃とあたしだけ。


剣道部の


日常



あんなに心地よかった桜の季節はどこに行ったのか・・・
道場の隣の木々からはもうミーンミーンと虫の鳴き声が聞こえる

そしてあたしと瑠璃はひたすら・・・

あちぃのです


とにかく


あちぃのです!!






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