5歳児少女の育成日記
昴は今必死に自分の好みのおもちゃを
見つけようと必死になっているであろう娘
を思い口角をあげる。
周りの自分に対する評価の声など
聞こえないふりをしながら
先ほどの言葉通りに
しばらくすると何かを持った魅月が
昴の方へ走ってくる。
テコテコテコと擬音のつきそうな音で
走る魅月は大変愛らしい。
昴の前に来ると、
ギュッと抱きしめている
大きめのくまのぬいぐるみから
ヒョコっと顔を出し、
昴をじっと見つめてくる。
「あ、あのね、すばるくん、あのね」