先生は蒼い瞳の狼くん






もう、体育館なんか行きたくない


一歩も動きたくなんかない


おかしくなりそうなほど、痛む胸が苦しくていくは振り払おうとしても…次から次えと嫌な記憶が私を襲う






はやく…寮に帰りたい…はやく…早くっ



一人ないたい






「………っ」


そう両手で耳を塞ぐと、ガラッとドアがあく音が微かに耳を刺激する


あっ……先、生?



ベッドから起き上がり、降りないままドアの先を見ると眼鏡を掛けた先生が資料と向き合いながらゆっくりと保健室に入ってきて―…



「ち…千尋、先生?」



「え?」



消えそうな声に先生が少し驚いたように眼鏡越しに私を見る



「お前、今の時間…2年生は交流会で体育館にいるんじゃないのか?」


「…あ」



時計と私を交互に見て、首を傾げる




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