先生は蒼い瞳の狼くん






「え?って …え?」



今、後藤くん何を言ったの?私と龍之介くんが付き合ってる??


「…え、えぇっ!」



びっくりして、思わず大声を出してしまう



なにそれ、なんで私と龍之介くんが付き合ってるなんて言うの!?



「いや…そんなにびっくりされても」


「だ、だって…付き合ってるなんて言うから」


そんな事実は一切ないのに、なんで…




「あれ、付き合ってないの?」


後藤くんに向かって、数回縦に頷くと眉間にシワを寄せて首を傾げる



「あれ、そうなんだ…」


そうに決まってる


第一、どこからそんな話しが出来上がったんだろうか




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