先生は蒼い瞳の狼くん





急いで口を手で抑えてから睨まれる事を覚悟すると予想外にも笑われる




「はは!お前、最初の時より俺に素直になったな」


「え?」



「前なら、黙り込んで終わりだったのが無理って…はは!」



「…………」


そ、そんなに笑わなくても


「まぁ、男嫌いなサラにしては進歩だな」


「そうかな……ん?」



え?…男嫌い?


龍之介くんから発せられる言葉に首を傾げる



わたし、龍之介くんに…とゆーか、男の人誰一人としてそんな事言ってないのになんで知ってるの?




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