サヨナラ、を君に。【短編】
僕には僕の葛藤がある。


サヨナラ、
という言葉はなんともあっさりとしたものなのか。

今までの君との時間と共有した体温を全て否定すること?

『愛してる』
『ずっと一緒にいよう』

そんな形のなくて頼りない約束を裏切ることになるのだろうか…


少なくとも、
あの瞬間は君が愛しくて仕方なかった。



< 1 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop