約束のノート
「もう、会えないかもしれないぞ。お前は、どうするんだ?」
『また会える日まで、待つの』
「いつになるか分からないぞ。それでもいいのか?」
「・・・・・・」
コクリと頷く。
強い輝きを持った瞳で。
「・・・じゃあ、待ち合わせをしようか」
『どこで?』
「志摩駅前のベンチ」
志摩駅は、学校から一番近い駅だ。
「・・・・・・」
・・・うん、と頷く。
『これ、預けるの』
遥が、俺にノートを差し出してくる。
よく見ると、俺が買ってやったやつと同じノートだった。
「お前・・・次に会うときには、これを見せろって?」
「・・・・・・」
うん、と頷く。
「分かった。必ず、返すからな」
「・・・・・・」
うんっ。
「またな」
「・・・・・・」
うんっ。
きっと、また会おう。
約束だ。
新しい生活へ向けて、前を向こう。
そして、次に会ったとき・・・
もう一度、好きだって言うんだ。
お互いに、笑顔で、別れた。
『また会える日まで、待つの』
「いつになるか分からないぞ。それでもいいのか?」
「・・・・・・」
コクリと頷く。
強い輝きを持った瞳で。
「・・・じゃあ、待ち合わせをしようか」
『どこで?』
「志摩駅前のベンチ」
志摩駅は、学校から一番近い駅だ。
「・・・・・・」
・・・うん、と頷く。
『これ、預けるの』
遥が、俺にノートを差し出してくる。
よく見ると、俺が買ってやったやつと同じノートだった。
「お前・・・次に会うときには、これを見せろって?」
「・・・・・・」
うん、と頷く。
「分かった。必ず、返すからな」
「・・・・・・」
うんっ。
「またな」
「・・・・・・」
うんっ。
きっと、また会おう。
約束だ。
新しい生活へ向けて、前を向こう。
そして、次に会ったとき・・・
もう一度、好きだって言うんだ。
お互いに、笑顔で、別れた。