SAKURA-優しい愛と大きな輝き-

 『見にいこー!』
クラス発表が出されているところに行くと、人がいっぱい。
 『人、多すぎる。私、パス』
 『じゃあ、私が見に行ってくるね!』
麻紋は人ごみの中へと消えていった。
 『…暇だな~。』
それにしても桜が綺麗だな。
 『あ!桜の花びらがついているよ~。』
ん?振り向いていると美少年がいた。
茶色の髪色でさらさらと髪が風でなびいている。
 『あ…ありがとう。』
 『え…じゃ、じゃあ。』
美少年は、なぜか戸惑いながら去っていった。
 『優愛ー!私たち、同じクラスだよ!教室に行こう?』
 『え!本当?よかった。』
私、結構人見知り名タイプなんだよね。
だから、麻紋と同じクラスでうれしい。
校舎内も綺麗ですごかった。
 『うわっキレー。』
 『本当に、キレーだね。』
あれこれ話しているうちに、教室に着いた。
教室に着いたらすぐに入学式なため、体育館へと向かった。
 『…一年生入場。』
大きな拍手であたたかく見守っている感じが伝わった。
入学式の内容は、校長先生が話したり、上級生からのお祝いの言葉などがあった。
 『これで入学式を終わります。生徒の皆さんは、先生のご指導のもと、
  教室へ行ってください。』
私たちは、先生が言ったとおりに次々と列を崩さず教室に着く。
教室に着いたら、学級活動の時間みたいで、一人ひとり自己紹介していく。
自分の好きなタイプや芸能人などを話していたりする。
いろんな人のを聞いているうちに私の番がきた。
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