二次元ガールとモテモテボーイ
「あれ?君が付いちゃうんだ。
まあ、可愛いから許してあげるよ。」
それから1時間位海桜君と
色んな話をした。
二次元のこと、学校のこと…。
やっぱり少し恐いけど、今までで
一番男の子と仲良くなれた気がした。
午後6時半、あたしは写真をとりあえず
学校のクリアファイルに入れ
海桜君と一緒にお店出た。
「杏子ちゃんって彼氏いないの?」
夕焼けの街を海桜君と歩いている途中
海桜君は変な質問をした。
「いっいないよ。だってあたし暗いし
二次元にしか興味ないし…。大体告白
とかもされたことないし…。」
「ふーん。馬鹿な男ばっかりだね。
杏子ちゃんの魅力に気づかないなんて。
俺は結構杏子ちゃんの事好きだけどな。」
う…からかわれてる…。
「嫌だな、からかわないでよね…。」