私に笑顔を見せて
きちゃった!!

「いや~夜の繁華街って素敵だね!!
ね?」

「うん。ありがと!礼羽」

いえいえ...

「で、何で俺まで?」

「ごめんね、鎌。」

「早く帰って寝てぇ~。
ってか、何でわざわざ・・」

ぶつぶつ文句言いながらも、
鎌は私達の買い物に付き合ってくれた。
そういうとこも好き!!!!!

「そういえば、明日キャプテン(青)が遊園地行きてぇ~とか
言ってたけど、お前らも行く?
青に会いたいんだろう?」

え?何で鎌しーちゃんの事知ってんの?

「鎌・・。でも私嫌われてるし。」

「諦めるの?諦めたらもう無理だぞ?
試合でも諦めなければ勝つから。
諦めるなら無理だな。
このバカ(礼羽)みたいに根性ねぇ~と無理。」

バカって・・私の事?

「あ・・あきらめたくないわよ!!
で・・でも私・・どんな顔して会えばいいの・・?」

「どんな顔でもいいんじゃねぇ?
どんな顔でも好きっていってくれる人探せば。
もし明日来るならいいこと教えてやるよ?
来る?」

しーちゃん・・。

「・・行く。」

「しゃーねぇーなー。」

鎌はしーちゃんに耳元で何か言ってる・・。
ずるい!!!!!!

「え・・・?」

何いったんだろう・・

「明日見てみれば♪
そろそろ帰るぞ!バカ。」

「バカって・・何よ!!!」

「じゃあ明日の事キャプテンに言わないで
メールすっから。気をつけて帰れよ。」

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