幼なじみ? ありえねーっしょ
またいつものような朝。
昨日美咲は、私を女の子として見てくれたのが嬉しかったって無理に笑いながら帰ってった。
美咲の性格的に今日も意地で学校に来る。
いつも通りを装って目をはらしているあいつを見るのは
……ちょっと辛い。
俺のせいだから余計に。
いつもより声大きいし、目もはれてる。
いつもと一番違うのは
俺に一切話しかけてこない。
ずっと美咲のこと妹としか思ってなかったからな。
あいつもてっきり同じかと思ってた……。
「はぁ……。」
由貴「はぁーじゃないわよ。ちょっと来なさい。」
おまけに呼び出しかよ……。