神人~禁断の地~

セントキル

いつの間にか気を失っていたヘウ"ンは目を覚ましゆっくりと起き上がった。
天井がさっきより高くなっている。思い当たる所があり、ヘウ"ンは自分の身体を見下ろした。
「やっぱり…」
ヘウ"ンのもう一つの姿。力を使い過ぎて疲れて黒猫になっている。
「そうだ!バース!!」
治癒が成功してれば助かっているはず。失敗していればバースは…。
「……」
ヘウ"ンが振り返ると、バースは生きていた。
「よお」
人骨に座って手を上げたバース。
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