神人~禁断の地~
男は疲れきったようにその場に座り込んだ。
「おい、大丈夫か?」
声をかけてくれるが、男は頭を抱えた。
「俺達はどうすればいいんだ…」
信じていた者が悪で、殺そうとしていた者達が街を救おうとしてくれていたとは。
「何て事だ…」
どうすればいいのか、男は頭を抱えたまま暫くそこに座った。
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