7days
こそこそ、と。ひそひそ、と。
―――AM08:12
私を横目に、わざとらしく口元に手を当てて話す人達。
ちょうど通勤・通学の時間だからか私を見る目は数多く。
驚くというよりは――汚いものを見たという目
“何しに来たの?”
“用はないはず”
“お兄さんでしょ?”
“ふふ、可哀想にねぇ”
雑音が聞こえる。
気にする必要はない。大丈夫。私は何も悪いことはしていない。堂々としていれば良い。
そう自分に言い聞かせて、私は目の前の家をじっと見つめた。