7days
「どちら様ですか?」
――AM10:32
(お母さん、かな…)
「あのっ、私――「レイちゃん?」
「え?」
思わずタツキさんと顔を見合わせる。
「レイちゃん?レイちゃんよね?」
「はっ、はい」
「やっぱり!あがって!真吾よね!?真吾〜!」
トントン拍子で事が運ぶ。“お母さん”とは面識はないので動揺する。
向こうは私のことを知っていた。
暫く待っていると玄関のドアが開き、可愛らしい“お母さん”ではなく
「レイ!」
「真吾…」
真吾が出てきた。