キミに捧ぐ

分からない?分かる?





熱い…




どうにかなりそうだ



目の前には抱きついてくる葉月



外には渡瀬先生がいるというのに


考えることが別になってる




『先生…まだ?』



初めの時よりも小声で

上を向いて

聞いてきた



『まだだ』




まだ、

まだ、俺が大丈夫じゃない




どうしたんだ俺は




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