キミに捧ぐ
*SIDE修汰



「また、学校で…」




そう言ったその男はこっちをずっと見ていた





あ、まただ…



この無性にイラつく感じ








僕の名前は後藤修汰


病院で医師をしている


もうすぐ30になる





前もこの感覚があった



でもそれは全部楓が関わっている



彼女との出逢いはやっぱり病院




僕はある女の子の担当をすることになった




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