キミに捧ぐ

教室にいてみんなにうつすわけにもいけないので



保健室に行こうと席を立つ




「先生…だるいんで保健室行ってきます」




嫌いでも一応担任なので
言っておく




「あ…はい、お大事に」







教室をでて廊下を歩いているとたまに視界がぼやける





ほんとにヤバい…




壁にもたれかかっていると





後ろから声が聞こえた




「大丈夫か!?」





誰?この声は…

振り向こうとしたら
ちょうど白い霧がかかったように見えなくなった












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