。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

素直じゃない!?



思えばあたし喧嘩したことってなかった。


あんまり数が多くない友達とは、喧嘩することなんて一度もなかったし


組のもんはあたしが不愉快だと思うことをしないし


叔父貴以外面と向かって説教垂れて来たのは―――







メガネが初めでだった。




――――


仲直りの方法を考えて、3日が経った。


このころ龍崎組では、叔父貴の話していた関西白虎会との盃を交わすと言う噂が出回っていた。


まぁ叔父貴も隠し通す気が無いらしいからいいけど。


それでも組の中ではやはり不穏な空気が流れてる。


「お嬢!白虎会と盃を交わすって話、ホントですかい?クラブZの件もそれに絡んでるってことですか!?」


マサが血相を変えてあたしに食いかかってきた。



「盃の件はマジだよ。でもあたしもクラブZの件も含めて詳しい話は知らない。その内叔父貴から大々的に話が来るだろうよ」





正直今それどころじゃない。



メガネとの仲直りの件が先決だ。





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