ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】

「はれ??
鞄は??」

「トランクに積めてもらったで」

「へっ??
そうなん??
上田さん、ありがとうございました」

すでに運転席に座っている上田さんに、軽く頭を下げた

因みに、ナルオは助手席おるで

「いいよ、いいよ
それより、新幹線疲れたでしょ??」

「いやいや、そんな事ありませんよ」

だって疲れて寝てて、ほとんど記憶ないもん

「それならよかった」

そう言って、ふんわりと和むような笑顔を見せる

なにこの人!!

お父さん的人やんっ

まぁ、オーラがんな感じやけども!!

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