ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】

「胡桃、ごめんやけど、うちのモーンブラーン♪取ってくれる??」

病んでる大地くんを無視して、運ばれてきたばかりのケーキを胡桃に取ってもらう

「驪眞、無視すんなやっ」

うっさい、うっさい
んな距離ないねんから、大声出すなや

「あはは、そこ歌うんや
はい、どーぞ」

「ありがとう」

胡桃の笑顔は、女神の微笑みにしか見えへんわ

さぁ、ほなさっそく、いったらきまーす♪

――パクリ

「~~ん~!!
メッチャ美味しい!!」

口の中で、香りよくモンブランが広がんねんか!!

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