オレの愛しいお姫様~秘密のフィアンセ☆番外編~
真実は!?
「ケンカ…したんスか」
竜二が呆れながらオレを見る。
「う、うん。まあ…」
ホント、情けね~。
こんな事で、竜二の所に来るなんてなぁ…。
と、その時、
「あ~!佑斗だ~!」
元気良くやって来たのは、竜二の息子、竜一だった。
「お~!竜一、大きくなったじゃん。お前何歳?」
「6歳!」
得意げな顔で、オレに手で“6“の字を作って見せた。