オレの愛しいお姫様~秘密のフィアンセ☆番外編~
「そ、そうですね。ちょっと情緒不安定になるかも…」
なるほどね。
だから、由奈はあんなにイライラしてたのか。
「なぁ、愛美ちゃん。やっぱり妊娠した時さ、竜二に喜んでもらいたかったよな?」
そう聞くと、竜二は顔を真っ赤にした。
「佑斗さん、何て事聞くんすか!」
そんなに恥ずかしい事かよ?
相変わらず、変な奴だな。
そう思っていたら、愛美ちゃんが思い出し笑いをしながら言った。
「竜二、泣いて喜んでくれたんですよ」